不妊治療の通院交通費を8割補助へ。こども家庭庁の新しい支援策が2026年度からスタート

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読売新聞オンライン | 2026.02.12
🔗 https://www.yomiuri.co.jp/medical/20260212-GYT1T00174/

ニュースの概要

こども家庭庁が2026年度から、不妊治療のために遠方の医療機関へ通院されるご夫婦を対象に、交通費の8割を補助する新しい制度を始めることになりました。これは、不妊治療を受けられる医療機関が近くにない地域にお住まいの方々の経済的な負担を少しでも軽くし、日本全国どこにいても安心して治療を受けられるようにするための大切な取り組みです。

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この新しい制度は、ご自宅から最も近い不妊治療を行う医療機関までの移動に、公共交通機関などを利用して1時間以上かかるご夫婦が対象となります。特に、体外受精や男性不妊治療など、保険が適用される治療を受けている場合に、電車やバスの運賃、または自家用車のガソリン代が、10回を上限に8割補助されるとのことです。この補助は、不妊治療だけでなく、産後の健診や産後ケア、乳幼児健診の交通費にも適用され、移動に1時間以上かかる場合に8割が補助されます。補助を受けるためには、市区町村への申請が必要です。この制度の費用は、国が2分の1、都道府県と市区町村が4分の1ずつを負担し、こども家庭庁は2026年度予算案に3億6000万円を計上しています。これは、遠方の出産や妊婦健診にかかる交通費補助を2024年度から行ってきたことに加え、子どもを産みやすい社会を整備するための取り組みをさらに広げるものです。

何が起きたのか(ポイント整理)

  • こども家庭庁が2026年度から、不妊治療の通院交通費補助を開始。
  • 対象は、自宅最寄りの医療機関まで1時間以上かかる夫婦で、保険適用治療(体外受精、男性不妊治療など)を受けている場合。
  • 公共交通機関の費用や自家用車のガソリン代が、10回を上限に8割補助される。
  • 産後の健診、産後ケア、乳幼児健診の交通費も同様に8割補助の対象となる。
  • 費用は国が2分の1、都道府県と市区町村が4分の1ずつ負担し、2026年度予算案に3億6000万円を計上。

ここからは私(YUu)の感想や意見です

  1. 遠方での治療、経済的負担の軽減は大きな一歩

    不妊治療は、専門的な医療機関が限られているため、遠方への通院を余儀なくされる方も少なくありません。治療費だけでなく、交通費も大きな負担となり、治療を諦めてしまう原因の一つにもなっていました。今回の交通費補助は、そうした経済的な負担を軽減し、「全国どこに住んでいても安心して不妊治療を受けられる環境」を目指すというこども家庭庁の姿勢が表れており、本当に心強いニュースだと感じています。

  2. 「1時間以上」という基準と回数制限について

    「自宅最寄りの医療機関まで1時間以上」という基準は、ある程度の距離がある方にとっては助けになるでしょう。しかし、不妊治療は長期にわたることが多く、「10回を上限」という回数制限が設けられている点は、少し気になります。特に体外受精などは、採卵や移植、診察などで頻繁に通院が必要になる場合もありますので、この回数で十分なのか、今後の運用を見守る必要があると感じました。

  3. 不妊治療以外の支援拡大にも期待

    不妊治療だけでなく、産後の健診や産後ケア、乳幼児健診の交通費も補助対象となるのは、とても素晴らしいことだと思います。妊娠・出産・育児と、切れ目のない支援が拡充されることで、子育て世代全体の負担軽減につながることを期待しています。今後も、より多くのご家庭が安心して子育てできるような社会になるよう、さらなる支援の拡充を願っています。

読んでくださっている方へ

ここまで目を通してくださり、心より感謝いたします。
このテーマをより良い形でお届けしていくために、読者の皆さまの率直なご意見を大切にしたいと考えています。
お時間のあるときで構いませんので、以下の3つの質問にご協力いただけないでしょうか。

通院にかかる交通費や移動時間が、不妊治療を継続する上での大きな心理的・経済的な壁になっている。

住んでいる地域によって受けられる医療の質や支援に格差がある現状は、早急に解消されるべきだ。

遠方からの通院者のために、オンライン診療や夜間・休日診療の拡充をより積極的に進めてほしい。

さいごに短い注意書き

この記事は、公開されているニュース記事をもとに、私(YUu)が個人的な立場から内容を整理・要約したものです。実際の治療や制度の利用については、必ず医療機関や専門家にご相談ください。

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